裂織日記~ヘムステッチと今更な決意
※本記事は個人でやっています手織り講座の記録記事です。
こちらの記事にありますバナーはアフィリエイト広告となっております。
クリックするとユーキャンのHPに移動します。
前回の続き、2色のたて糸を使って織っていきます。
ちなみによこ糸は布と糸、二種類の素材を使っていくのでここも初めてポイントです。
前回は交互に色を変えたたて糸に大苦戦したところまででしたね。
いよいよ織りに入ります。
今回は「ほつれ止め」をせずに織っていくとのこと。
ちなみに「ほつれ止め」とは縫物で言うと「しつけ」になるのかな?
後で外す、抑えのようなものです。
これを使わず、「ヘムステッチ」という技法を使っていきます。
ヘムステッチってなんじゃらほい
ヘムステッチの為に赤色の糸で3段ほど織り、そこからヘムステッチをします。
…書けば一行なんですけどね(またか)。
ヘムステッチが、説明を読んでもよく分からず…
写真を見てもピンと来ず…
とりあえず手を動かし、なんやかんややってみてようやく理解しました。
(教材のDVDという手があったなってこれを書きながら思い出しました…涙)
① 下の方でたて糸を4本すくって
② 引き抜く
③ ①のスタート地点と同じところから針を入れて、上の方、4本のうちの真ん中に針を出して
④ 引き抜く
…我ながら、たったこれだけのことをどうして理解できなかったのか…謎です。
とにかく納得したので、「どれくらい引き締めるんだろ」と思いながら順調にステッチをしていき、最後になって問題発生。
残りの本数が合わない。
どこで間違えたのか必死になって数えてみると…
たて糸が二本足りない。
…なんでやねん、数えたやん、いやあってんであの時は、いやいやたて糸が勝手に消えるかいな、ほな最初からなかったんやろ、なんや数え間違いかー…
一人で脳内漫才をしながら頭を抱えました。
今更決意、「丁寧にやろう」
さて、ここまで来てたて糸が2本足りないことに気付いた私。
どうしようか、このまま進むのか。
いや、ヘムステッチのおかげでミスに気付けた。ここはきちんと訂正しよう。
持論ですが、ミスはしたっていいんです。
その分挽回方法を学べるから。
そして粛々と作業を進めた結果、
たて糸を緩め直し、あらたに2本(と2本取りの分もう1本)の糸を張り直すことに成功しました。
心なしか、さっきよりも綺麗に張れた気すらします。
そうして私は気付いたのです。
これまでの作品は、「手織り」が嬉しくて嬉しくて、気持ちに体が付いて行っていなかったと。
これからは丁寧に、やりたかった手織りが出来る時間を大切にしようと。
そう思いました。
というわけで、これまで勢いで巻いていた布も丁寧に巻き、なるべく表が全面に来るように巻くことができました。
さて、ここからが再スタート。
どんな作品ができるのか、まだまだ続きます。